ネクソンが2020年9月24日にサービスを開始した,クロスプラットフォームMMORPG【V4 RMT|ブイフォー RMT】(PC/iOS/Android)。本作最大の特徴は,PCとスマートフォンの双方でプレイできることだ。PC版とスマホ版のプレイヤーが同じサーバー上で行動をともにしたり,敵対したりするのはもちろん,同じアカウントを使えばPCからもスマホからもログインが可能で,プレイする時と場所を選ばない。
本稿では,改めて本作の概要とその魅力,プラットフォームごとのメリットを紹介していこう。
奇をてらわないオーソドックスなシステムと豊富なプレイヤー育成要素
本作でプレイヤーが選択できるクラスは,「ナイト」「ブレイダー」「アクスラー」「ウォーロード」「マジシャン」「ガンスリンガー」の6種類。全クラスともアタッカーで,ヒーラークラスは存在しない。またナイトは剣と盾を持ち,マジシャンは魔法を使うといったように,名称から想像できる武器とスタイルで戦うクラスもいれば,ハンマーとガントレットで戦うウォーロード,大砲の付いた斧を使うアクスラーといった,変わったクラスもいる。
また性別こそクラスごとに固定されているが,体型や肌の色,瞳の大きさなど詳細なキャラクターメイクができる。プリセットも各クラスに13~14種類用意されており,そのまま使ってもいいし,少し手を加えて自分好みに仕上げるのもアリだ。【V4 RMT|ブイフォー RMT】
キャラクターの育成要素は多岐にわたる。レベルやスキルの習得はもちろん,スキルの効果を高めて特性を伸ばす「特化」や,不要な装備を消費してステータスを上げる「潜在能力の解放」などがあり,プレイヤーを飽きさせない。「次はここを重点的に強化しようかな?」とあちらこちらに手を出してしまう楽さが魅力だ。
ゲームは,昨今のオーソドックスなスマホMMORPGと同じく,ボスバトルやPvP以外はほぼオートで進行可能だ。クエスト報酬で獲得した装備は,適宜手動で装着する必要があるが,これだけしていればサクサクとクエストが進んでいく。
またバトル中は,所持している回復ポーションをオートで使ってくれるが,こちらもクエストの合間に適宜補給しておいたほうがいい。
操作も,オーソドックスなスマホMMORPGといった形だが,本作の場合はPC版でより快適に動かせるのがポイントだ。キーボード操作が可能で,[W/A/S/D]キーでの移動もできる。ボスバトルやPvPでキビキビとキャラクターを動かしたい場合は,素早く的確に操作できるキーボードのほうが有利だろう。
コンテンツは,定時にポップするボスモンスターを最大600人で討伐する「フィールドボス」や,専用アイテムを使って場所を感知し攻略するソロダンジョン「悪魔討伐」など,さまざまなものが用意されている。いずれも奇をてらったところがなく理解しやすいので,ほかのプレイヤーと遊びたいときや1人で遊びたいときなど,シチュエーションによってコンテンツを使い分けられる。【V4 RMT|ブイフォー RMT】
もちろん,一般的なMMORPGにあるギルドや取引所,召喚獣(ペット),乗り物といった要素も用意されている。「V4」ならではの要素は「仲間」で,本作では拠点の商人などがプレイヤーの仲間として登録されていく。仲間は採集や討伐などに派遣できるほか,プレイヤーのステータス上昇などの効果を永続的にもたらしてくれる。
仲間はガチャで獲得するのだが,プレイヤー間の格差が広がりすぎないよう,仲間ガチャの回数には制限が設けられている。
レアリティの高い仲間は,派遣できる選択肢が多い
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仲間に紐付いたダンジョン「夢幻の隙間」も存在する
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また装備に関しては,ガチャではなくすべてゲーム内で獲得できる。装備には4段階のレアランクがあり,最高ランクの「英雄」(紫)は,フィールドボス等が稀にドロップする。本作には装備のランクアップや合成のシステムがないので,英雄ランクを狙うのであればフィールドボスを倒して狙っていくことになる。当然1人での討伐は困難なので,ギルドメンバーやフレンドと一緒に戦おう。【V4 RMT|ブイフォー RMT】
そのほか今後のアップデートでは,大規模PvPコンテンツ「聖物争奪戦」や新クラス,新エリアなどが登場する予定となっている。【V4 RMT|ブイフォー RMT】
聖物争奪戦は,同一サーバー群内のサーバー対抗戦で,ルールは互いに「聖物」を奪い合って,最終的に目的地へと運んだプレイヤーの所属するサーバーが勝利するというもの。報酬は,勝利サーバーのプレイヤー全員に有益なバフが付与される。