FF14 RMT
雪だるま脱走!?
かつてエオルゼアの都市国家が、覇権をかけて互いに争っていた頃のこと。
雪降り積もるイシュガルドの街路に、星を数えて寒さを紛らわせていた戦災孤児たちがいた。その哀れな姿を見かねたイシュガルドの衛兵たちは、軍規を破って自分たちの緋色の外套を子供たちに着せ、兵舎に招き入れたという。
この美談を由来とし、寒さ厳しい季節に「星からの贈り物」を子供たちに届ける祝祭として定着した「星芒祭」。そんな祝祭が近づく今日この頃、何やら冒険者ギルドの周辺が慌ただしい。
都市民と共に星芒祭を祝おうと、冒険者ギルドでは「星芒祭実行委員会」を立ち上げて準備を進めていたのだが、そこでトラブルが発生したらしいのだ。
関係者の話によれば、都市を飾るために星芒祭発祥の地であるイシュガルドより、大量の雪を運び込み「雪だるま」を作っていたそうだ。ところがイタズラ者のインプたちが、炎の魔法を使って雪だるまを溶かそうとしてきたという。
むろん強者揃いの冒険者ギルドも黙ってはいなかった。手練れを配置して警戒していたというのだが、事態は思わぬ方向に向かう。なんと「インプの炎を恐れた雪だるまが、都市外へと逃げ出した」というのだ。
果たしてそんなことがあり得るのだろうか?
冒険者ギルド一流の話題集めなのか、はたまた本当に怪奇現象なのか?
祝祭は良い商機となるだけに、星芒祭の行方に目が離せない。
FF14 RMT