2021年にサービス開始を予定しているオンラインRPG「【PSO2 RMT】 ニュージェネシス」(PC / PS4 / Switch,以下 PSO2:NGS)は,【PSO2 RMT】(PC / PS4 / Switch,以下 PSO2)の超大型アップデートと位置付けられているタイトルだ。
世界設定は【PSO2 RMT】から1000年後で,新たな冒険の地である惑星“ハルファ”を舞台に,プレイヤーたち“アークス”と,未知の生命体“ドールズ”との戦いが描かれる。
つい先日,クローズドβテストの参加募集が始まった本作だが,2020年12月19日に配信された公式番組「PSO2 NEW GENESIS Prologue 1」でメインビジュアルをはじめとする新たな情報が発表された。ハンター,レンジャー,フォースといった【PSO2 RMT】でお馴染みのクラスや,新要素となるマルチウェポン,アークスの拠点となる“セントラルシティ”など気になる内容ばかりだ。
■「PSO2 NGS」に登場する6つのクラス。本作ではサブクラスの武器も装備可能に
番組で紹介されたクラスは【PSO2 RMT】にも登場しているハンター,レンジャー,フォース,ファイター,ガンナー,テクターの6種類。装備している武器もソードやアサルトライフル,ロッドといった馴染みが深いもので,基本的な動作は「PSO2」と近いものになるようだ。
また,本作ではサブクラスの武器も装備可能になるとのこと。2つの武器を融合する“マルチウェポン”システムが用意されており,1つのパレットに複数武器種の攻撃をセットできるようになるのだ。
■崖のぼりや泳ぎが可能に。マグは戦闘以外のサポート機能も
キャラクターの移動に関しては,フィールドを疾走する“フォトンダッシュ”や,高低差のある地形を繋ぐ“フォトングライド”のほか,高い崖や壁を登れる“ウォールキック”と待望の泳ぎアクションが公開された。
また,移動や倉庫などとして活用でき,「PSO」プレイヤーは懐かしさを感じる名前の“リューカーデバイス”や,シリーズ旧来のMO的な戦闘などを楽しめる“コクーン”の存在も明らかになった。
Eトライアルや緊急クエストは健在。オープンフィールドが舞台になるのであれば,その仕様の変化が気になるところ
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■惑星に存在するアークスの新拠点“セントラルシティ”
アークスシップという宇宙船を拠点とする【PSO2 RMT】だが,本作では惑星にある“セントラルシティ”が冒険の拠点となる。その名の通り街でもあり,住人からはタスクと呼ばれる依頼を受けることもある。
ギャザリング(採取)で入手した素材を使ってフードを作れるフードスタンドや,アイテムの強化や特殊能力追加が行えるアイテムラボなどもある
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■「PSO」シリーズの特徴である吹き出しチャットとシンボルアート。キャラクターは指の動きも可能に
コミュニケーション面では,「PSO」シリーズを通して用意されている吹き出しチャットとシンボルアートが引き続き登場する。また,新たに“スタンプ”が追加されるほか,ロビーアクションなどでは指の動きも付くようになる。
「ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス」にあわせて,「PSO2」のグラフィックスエンジンが一新。2021年2月にアップデートとして実施される予定で,PC版の動作環境も変更される
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【PSO2 RMT】からの変化が気になる「ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス」だが,先に述べたように第1回クローズドβテストの参加者を募集している。このテストはPC版のみ,対象は【PSO2 RMT】のプレイヤー。締め切りは2021年1月4日23:59となっているので,条件を満たしている人は応募してみよう。