【黒い砂漠モバイル RMT】PC版 スマホ版 一
【黒い砂漠モバイル RMT】PC版 スマホ版 一
PC版に続いてスマホ版も登場した「黒い砂漠モバイル RMT」。2作品の特徴から,それぞれがどんなプレイヤー向けなのかを考えてみた
Pearl Abyss JPが日本でのサービス運営を行うスマホ向けMMORPG「黒い砂漠MOBILE RMT」(iOS / Android)が,2019年2月26日に正式リリースされた。サービス開始から10日も経たずに150万ダウンロード(※3月11日には200万ダウンロード突破)を記録するという順調なスタートで,ゲーム内も常に各サーバーが混雑状態だったりと,多くのプレイヤーが楽しんでいるようだ。
画像は「黒い砂漠MOBILE」のもの
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さて,ご存じの読者も多いと思うが,この「黒い砂漠モバイル RMT」(以下,スマホ版)は,PC向けMMORPG「黒い砂漠モバイル RMT」(以下,PC版)がベースとなっている。どちらも開発は韓国Pearl Abyssだ。もしかすると,スマホ版からPC版の存在を知った人もいるのではないだろうか。
もちろん,スマホ版はPC版の内容がそのまま収録されているわけではなく,スマホやタブレットでプレイしやすくなるよう調整が加えられたものだ。PC版を知る筆者はそのテイストを感じつつ,新鮮な感覚でプレイを楽しんでいるのだが,一方で,どちらを遊ぼうかと悩んでいる人もいるだろう。
とりあえず,両方を遊んでみて自身に合うほうを選択しよう……と言いたいところだが,昨今はゲームを遊ぶ時間の確保が難しい人もいるし,何よりMMORPGを2本と言われると,片方がスマホ版とはいえ尻込みしてしまうものだ。
そこで本稿では,この2つの作品の違いを確認しつつ,それぞれがどんなプレイヤー向けなのかを考え,紹介したいと思う。
PC版
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そもそも黒い砂漠ってどんなゲーム?
2つの作品の違いを解説する前に,黒い砂漠とはどんなゲームなのかを先行してリリースされたPC版を元に紹介していこう。
黒い砂漠は,ノンターゲッティングバトルを採用したオープンワールドタイプのMMORPGだ。MMORPGにおけるオープンワールドとは,ゲームをひとつの世界に見立て,街やフィールドがシームレスにつながっており,降り立ったプレイヤーは定められた攻略手順に囚われず,思うがままに世界を満喫できるようデザインされている。
もちろん,プレイヤーキャラクターと「闇の精霊」にまつわるメインストーリーは収録されていて,それに沿ってプレイすることで物語を楽しみつつ,多彩なコンテンツの遊び方を学ぶことができる。ストーリーを追ってもいいし,勝手気ままにプレイしてもいい。そんな自由な世界が黒い砂漠の舞台だ。
黒い砂漠にはMMORPGらしく様々な遊びが詰まっており,モンスターや他のプレイヤーとの迫力あるバトルを繰り広げたり,フィールドで採集活動を行ったり,製作や生産,ハウジングなどを楽しんだりもできる。
一般的なMMORPGでは,モンスターを倒すことでキャラクターのレベルを上げていく。黒い砂漠もその例に漏れないが,実は採集活動や生産活動などでもキャラクターに経験値が加算されるので,アクションが苦手な人でもキャラクターは強くなっていくのだ。これが「黒い砂漠」が持つ“自由”の1つになっている。
バトルはモンスターとだけでなく,個人またはパーティでの対戦が楽しめるアリーナ,ギルド同士の戦いによる占領戦や拠点戦,最大50人がバトルロイヤルで勝者を競う影の戦場など,PvPコンテンツも豊富にそろっている。さらにPKのシステムも存在しており,スリリングなMMORPG生活も体験できる。
2019/3/28 11:47:54