2020年10月9日に販売が開始したサッカーゲーム『FIFA 21』について紹介。リリース予定日、対応機種、新機能についての情報をまとめてみた。
『FIFA』シリーズを展開するEA Sportsは、最新作の『FIFA 21』を2020年10月9日に発売を開始することを発表した。
コロナ禍の影響で、発売日は例年より後ろ倒しされることとなった。6月の世界最大のゲーム見本市「E3」でFIFAゲームやその他のタイトルのリリース日を発表し、通常版は10月9日発売が決定した。
予約で手に入る「チャンピオンズ・エディション」や「アルティメット・エディション」であれば、アーリーアクセスで10月6日からプレイ可能。「アルティメット・エディション」の場合は8月14日までに予約する必要がある。
アーリーアクセスは日本時間の2020年10月2日0時から開始され、10月9日の発売日までとなる。
月額支払いのEA Play、Origin Accessに加入すれば、期間内の好きな時間に累計10時間プレイすることができる。
アーリーアクセスでダウンロードすれば、正式発売後も再ダウンロードの必要はない。だが、10月9日以降プレイするためにはゲームをすでに購入している必要がある。詳細は下記の記事で説明している。
FIFA21の販売価格について、PS4価格で3日前からの早期アクセスが可能なUltimate Editionが13,000円、Champions Editionが10,700円となる。Ultimate Editionは8月14日までの予約で期間限定アイテムを受け取ることができる。
なお、販売日の10月9日から利用できるStandard Editionは8,700円(いずれもPlayStation Storeの価格)となる。
EA Accessに加入すれば、「FIFA 21」を発売前に体験でき、購入すると進行状況を引き継げる。さらに、製品版やその他のEAのデジタルコンテンツが10%オフに。そして、EAのベストタイトルがどんどん追加されていくコレクション、The Vaultで様々なゲームをプレイできる。EA Accessの利用権は1カ月で528円(Playstationストアの場合)となる。
X Box Oneの価格帯は、Ultimate Editionが12,960円(税込)、Champions Editionが10,692円(税込)、Standard Editionが8,640円(税込)となる。購入価格が10%オフとなるEA AccessはX Box Oneの場合、1カ月利用権は518円(税込)から加入可能となっている。
FIFA 21には、Standard Edition、Champions Edition、Ultimate Editionと3つのパッケージがある。それぞれの特徴、違いはどこにあるのか紹介する。
Feature | Standard Edition | Champions Edition | Ultimate Edition |
---|---|---|---|
アーリーアクセス | No | 10月6日から | 10月6日から |
FUTパック | 3つのレアゴールドパック | 12個のレアゴールドパック | 24個のレアゴールドパック |
Career Mode Homegrown talent | No | Yes | Yes |
Cover star loan item | Yes | Yes | Yes |
FUT ambassador player pick | Yes | Yes | Yes |
FUT特殊ユニフォーム&スタジアムアイテム | Yes | Yes | Yes |
トレード不可の“ワンズ・トゥ・ウォッチ” | No | No | Yes (8/14からプレオーダー) |
FIFA 21のUltimate Editionは、FUTパックなどの新機能や特典が満載のゲームの特別バージョン。すでに予約購入が可能で、通常販売日より3日前からプレイする権利が得られる。
PS4版では、Standard Editionが8,700円、Champions Editionが10,700円に対し、Ultimate Editionが13,000円と少々値段が上がるが、以下の特典が付与されるので、FIFA 21を存分に楽しみたい方にはオススメだ。
『FIFA 21』は前作の『FIFA 20』同様にPS4、Xbox One、PCでプレイできる。2020年末に販売が予定されているPS5とXboxシリーズXへも展開されることが決まった。
FIFAゲームの従来のリリースは9月の最終週であるため、PS5とXboxシリーズXが購入可能になる前に、『FIFA 21』が先にリリースされる予定となっている。
また、前作まで「Legacy Edition」として展開していたNintendo Switch版については、今作でも販売されることが決定している。なお、参考価格は5,600円。ヨドバシカメラなど各家電量販店にて予約受付が行われている。
体験版は現地時間9月22日にリリースされることが予想されていたが、EAスポーツは今作に関しては体験版をリリースしないことを発表。
公式声明では「開発チームがぎりぎりまで現行世代機と新世代機における最高のゲーム体験を提供することに集中するため、今年はデモ版をリリースしない」と述べている。
さらに、次世代機であるPlayStation 5、Xbox シリーズXが発売される関係で、新たな情報も解禁。「デュアルエンタイトルメント」という機能が実装され、『FIFA 22』発売までにPlayStation 4版もしくはXbox Oneの『FIFA 21』を購入していれば、それぞれ次世代機でダウンロード版としてプレイすることができる。この場合、オンラインデータやキャリアモードなどのすべてのデータが引き継がれる。
つまり、PlayStation 4版からPlayStation 5版に、Xbox One版からXbox Series X版にアップグレードするために「FIFA 21」を二度購入する必要はないということだ。なお、ディスクレス版(ゲームディスクなし)のコンソールでアップグレードを行うには、デジタル版を購入する必要がある。
デジタル版ではなく、パッケージ版を購入した場合でも、PlayStation 5版をダウンロードしてプレイすることが可能(Xbox OneとXbox Series Xでも同様)。ディスクドライブを搭載した次世代コンソールを購入すれば、デュアルエンタイトルメントを利用してアップグレードすることが可能である。アップグレード後もPS4とPS5それぞれでFIFA 21を楽しむことができるという。
PS4→X box Series X、X box One→PS5へのアップグレードは不可。アップグレードはPS4→PS5、X box One→X box Series Xのみとなる。
なお、いずれも発売日については現時点では下記の通りとなっている。
ゲームの発売後に、PS5版かXbox Series X版の「FIFA 21」をPlayStation StoreもしくはMicrosoft Storeから追加費用なしでダウンロードしてプレイ可能。
「FIFA 21」のディスクを挿入しないと、PS5で「FIFA 21」をプレイすることはできない。ディスクレス版のコンソールでは、ディスクを使ったアップグレードを行えないため。
PS5版かXbox Series X版の「FIFA 21」が同梱されているため、次世代版が年内に発売された際にPlayStation StoreもしくはMicrosoft Storeから追加費用なしでダウンロードしてプレイできる。