『シャドウバース』の最新カードパックとなる”Dawn of Calamity / 災禍を超えし者”が2021年9月末に実装される。本カードパックでは”5th Anniversary 人気カード投票”で上位に選ばれたカードに加えて、TVアニメオリジナルカードのリーダースキン付きカードを追加。イグニスドラゴン、ダークエンペラー、ブリリアントフェアリーなど、TVアニメで使用された多数のカードが登場する。
ファミ通Appではウィッチクラスとネメシスクラスの新カードを先行公開。カード情報と考察をお届けする。
フォロワー/ゴールドレア
奇数回目の【スペルブースト】なら、コスト-1
偶数回目の【スペルブースト】なら、+1/+0
【突進】
【攻撃時】カードを2枚引く。
進化前と同じ能力。
ウィッチではお馴染みの2ドローカードだが、自身がスペルでないこと、0コストとして使用するには7回スペルブーストを行わないといけないので歴代の2ドローカードとは少し違う使い方を想定する必要がある。
注目すべきは突進能力を持っていることで、5回スペルブーストすることができれば1コスト除去としてとても優秀なカードと言えるだろう。
フォロワーなことにも利点があり、今環境でも活躍していた『究明の魔術師・イザベル』と共に採用することで、後半に引いてしまったこのカードを融合できることからも、思っている以上に使いやすいカードとなりそうだ。
フォロワー/レジェンド
【スペルブースト】コスト-1
【ファンファーレ】この【スペルブースト】が13回以上なら、自分のEPを1回復。
【進化時】「このバトル中に破壊された、自分のニュートラルでないフォロワー」と同名のフォロワー4種類を1体ずつ出す。それらは進化する。(進化時能力は働かない)
スペルブーストによるコスト踏み倒しカードがまたも登場。
スペルブーストを13回以上の効果もフィニッシャーとしての運用も見込めるだろう。
ローテーション環境では進化・搭乗を軸とした進化ウィッチに『ピースキーパー・ヴィンセント』を採用することでスペルブーストの面も強く使用することができそうだ。
スペルブースト軸のウィッチの長らく支えていた『決意の予言者・ルーニィ』がローテーションから外れてしまったこともあり、こういった構築にすることで活躍できるような予感。
もちろん現状のマナリアウィッチに採用したとしても、最低限の仕事はこなしてくれるだろうし、まだ公開されていないカードにも相性が良いカードが存在している可能性もあるので、是非色んな組み合わせで試してみたいところだ。
フォロワー/レジェンド
タイプ:アーティファクト
【ファンファーレ】「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの名前」が6種類以上なら、『キャノンアーティファクト』2枚を手札に加える。
【進化時】『ガードアーティファクト』1体と『ディフェンスアーティファクト』1体を出す。
フォロワー/レジェンド
タイプ:アーティファクト
【疾走】
【ファンファーレ】相手の場にフォロワーがいるならランダムなそれ1体に、いないなら相手のリーダーに、「自分の場のアーティファクト・カードの数」と同じダメージ。
進化前と同じ能力。(【ファンファーレ】能力を除く)
フォロワー/レジェンド
タイプ:アーティファクト
【守護】
能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
進化前と同じ能力。
フォロワー/レジェンド
タイプ:アーティファクト
【守護】
能力によって受けるダメージを0にする。(攻撃によるダメージはそのまま)
進化前と同じ能力。
6種類以上のアーティファクト・カードの破壊で起動する能力は一見発動し辛いように感じるが、自身を進化させることで3種類もカウントすることができ、進化時能力によってゲーム中盤でも強固な場を築くことができる。
『キャノンアーティファクト』自体も1コストで複数のプレイと嚙み合わせやすく『パラダイムシフト』のコストを下げられるアーティファクト・カードとして非常使いやすい。
フィニッシャーとしての運用というよりは、アーティファクト軸のネメシスにとっての縁の下の力持ちとして採用されることになるだろう。
まだ見ぬ新カードにアーティファクト・カードがあればあるほど、このカードの評価は上がりそうだ。