ディバインゲート RMT
十二人の聖銃士、廃病棟へ
その頃、聖なる扉から戦線離脱したノアは、戦いで倒れたランスロットと、ランスロットが助けた十一人の聖銃士たちを連れ、理想郷からほど近い湖畔へ訪れていた。湖畔で待っていた湖妖精ヴィヴィアンとともに、聖銃士たちを廃病棟に住まう病神のもとへと送り、銃剣型ドライバを携えて、天高く聳え立つ、神へ抗う塔を目指した。
塔を目指す途中、二人の前にオズが現れる。銃剣がロキの、エビルアーサーのもとに届けられるのを阻止すべく、オズは二人の前に立ちはだかった。
家族だけは、守り抜く
戦いに負けたのはオズだった。ボロボロになったオズの前に、世界評議会に隠れて暗躍する組織、グリモア教団に所属する南魔王パイモンが現れる。
グリモア教団は、目障りな世界評議会に所属するオズを利用しようと企み、オズの家族であるトト、カカシ、レオン、ブリキを拘束していた。
拘束された家族をパイモンを見せられたオズ。さらにパイモンが続けて見せたのは、自身が呼び出したヘズにより倒される、ドロシーの姿だった。その時、パイモンの姿が突然消えた。
もう一つの方法
姿を消され、存在を消されたパイモン。そこにいたのは、ノアの孫娘、永久竜カナンだった。オズを救ったカナンは、世界の交わりを創り直すもう一つの方法をオズに伝える。ただし、その再創にはある犠牲が必要だった。
再創の方法を聞き、もう一度立ち上がったオズ。自らの過ちを認め、償いとして最後の力を振り絞り、大切な魔法を永遠に失うことを犠牲に、自作自演の魔法を使って自らが呼び出した北欧神の力を改変。神々の力はオズによって弱体化した。