ディバインゲート RMT
アカネ
聖なる出口を目指すアカネは、旅の途中、イフリート、シラヌイ、ヨウコウと出会う。シラヌイとヨウコウは火焔研フロギストンと呼ばれる研究所から来ており、研究所の主が、死んだとされていた自分の父、パブロフであることに気付く。
そして、ついに父、パブロフと出会ったアカネは、戦いを挑むも敗れ、崩れ落ちてしまう。男なら、必ずやり返しに来いよ。そう言って去っていったパブロフ。その後、ヨウコウから、パブロフの行動が全て自分の為だったことを告げられ、父からもらった茜色のピアスで右耳を飾り、父との再会を決意する。
そんな中、竜王ノアによって、サクラダがアカネの元に現れる。聖なる扉にたどり着けば再び父に会えると確信したアカネは、サクラダに勝利し、聖なる扉へ向かう夜汽車に乗り込んだ。
アオト
親殺しの罪を背負ったアオトは、竜宮郷<ニライカナイ>にて、ウンディーネとともに「罪を自分の内に留める」ことを選択する。そんなアオトの周りには、ウンディーネに仕えるマーメイドや、オノノコマチから送り出されたベロニカが集まるも、アオトは彼女たちの好意に気付かない。
2年前の聖なる夜、一夜にして666人の人間が殺される「蒼のクリスマス」と呼ばれる事件が起きた。事件に深く関わったシュレティンガーがサミダレとともにアオトの前に現れる。シュレティンガーに父を殺されたブルーノとともにサミダレを打ち破ったアオトは、サミダレを再起動<リブート>し、仲間に加えた。
「蒼のクリスマス」の目撃者であり、シュレティンガーの元から逃げ出したルリが、アオトの仲間に加わる。仲間が増えたアオトの元へ、竜王ノアから遣われたアルカラが現れる。アルカラを見事打ち破ったアオトは、聖なる扉へ向かう夜汽車に乗り込み、その車中で、弟も聖なる扉へ向かっていることを告げられる。
ミドリ
友達と一緒に、一等賞になる。ミドリが交わしたそんな約束は、友達との大喧嘩と、友達の失踪により、叶わなくなってしまった。友達への想いを胸に、ミドリは扉へと駆け出した。
シルフとともに蓬莱郷<ホウライ>で汗を流し、一回り強くなったミドリの元に、マイカゼが現れる。マイカゼを作ったのは、シルフの幼馴染みであり、歪な平和の「都合の良い犠牲」として天界から追放された、ラプラスだった。ミドリは、仲間の幼馴染みの間違いを正すべく、マイカゼを倒す。再起動<リブート>したマイカゼは、ミドリの仲間になった。
マイカゼを仲間にしたミドリの元に、竜王ノア一族であるホルステンが現れる。ホルステンを撃破し、聖なる扉へと向かう夜汽車に乗ったミドリは、その車中で、かつて一緒に夢を目指していたにもかかわらず、魔界へと堕ちてしまい、オズによって拾われた友達、ドロシーの存在を聞く。
ヒカリ
聖なる扉へ向かっていたヒカリは、ウィルオウィスプから自分が人間と妖精の間に生まれた混種族<ネクスト>であることを告げられる。その事実を乗り越え、自分の為に笑顔を取り戻したヒカリの元には、ウィルオウィスプに好意を寄せるワルキューレと、ワルキューレに好意を寄せるヒマワリが集まる。
常界で息抜きをしていたヒカリたち。四人並んで食べようとしたクレープは、突然現れたライコウに奪われてしまう。四人の恨みを買ったライコウは、四人の力により撃破されてしまう。再起動<リブート>したライコウは、ヒカリたちの仲間に加わる。仲間になったライコウは、幻光研ホログラフにて、天界の裏側を、幸せの裏の悲しみを知り、幸せな世界を望むカルネアデスによって開発されたものだった。
そんなヒカリたちの前に、妖精王ティターニアが現れる。ティターニアは、精霊議会での決定として、ヒカリの聖なる扉への旅を妨げようとする。二人の間に立ちふさがるウィルオウィスプ。そこに、ファティマが現れ、ティターニアに真意を問う。微笑を浮かべるティターニア。その隙をついて、ノアの使いであるハールレムが現れる。
ハールレムの夜汽車に乗り込み、ティターニアのもとを離れて聖なる扉へ向かう車中、ウィルオウィスプはヒカリに、天界の歪な平和の歴史を伝える。天界の裏側、都合の良い犠牲の話を聞いたヒカリは、ウィルオウィスプとともに、夜汽車の行き先を変えてもらい、天界へと向かった。
ユカリ
闇を愛するユカリは、失われた過去の記憶を探していた。シャドウが触れたユカリの過去は、自分と同じ堕ちたという事実だった。そしてシャドウは、ユカリと一緒に再び堕ちるという道を選ぶ。幼き日、ともに過ごした友達との約束を探しながら、ユカリは扉へと向かった。
プラネタラウンジで休憩をしていたユカリは、コスモによるショータイムに巻き込まれる。ダークエッジ、サキュバスなどとともにデスゲームに参加していたムラクモ。ムラクモはユカリに挑むも、薙ぎ払われてしまう。ゲームが終わり、目を覚ましたムラクモは、ユカリとともに旅をすることになった。
ヴァルプルギスは、一人魔界の果てにそびえ立つ不夜城<ナイトメア>で、昔、自分の前から姿を消した幼馴染のユカリを探していた。魔女王の代理であるファティマは、キョウに対し、ユカリを迎えに行くように命じる。ユカリの元にたどり着いたキョウの前に現れた、ノアの使いであるラティーナ。ラティーナに勝利したユカリは、幼き日の約束を果たすため、キョウとともに、聖なる扉ではなく、魔界にある不夜城へと向かった。
赤い月が昇る夜、不夜城で待っていたヴァルプルギス。待ち望んでいたユカリとの再会。しかし、ユカリはヴァルプルギスのことを覚えてはいなかった。二人だけの世界の為に、ヴァルプルギスは力を暴走させる。
ギンジ
全てに無関心、力に酔いしれるがまま、交わった世界を無に帰す為に暴れまわるギンジ。そんなギンジはゼロと出会い、無の力の真実を求めて、一緒に地底郷<アガルタ>へと向かう。何も持たないからこそ、何者にでもなれる可能性を知り、生まれ変わったギンジは、手段を変えて、皆と同じ道を歩み出す。
自分にしか出来ないことを探すため、故郷である極東国<ジャポネシア>へと一人赴くギンジ。そこで出会った無刑者ムミョウガタナとともに、起動したアワユキを倒す。仲間になったアワユキとともに、ギンジは極東国を進んでいく。
定食屋でギンジが出会ったのは、お尻から尻尾が生えたトキワと、その尻尾を追いかけている霊乙女ゴーストだった。トキワに恋をしたギンジは、ホワイトデーに告白をしようとするも、失敗に終わる。失意の念にくれるギンジの前に、ノアの使いであるラショウが現れる。
ラショウを打ち破ったギンジ。ラショウは、聖なる扉へとギンジを連れて行こうとするが、ギンジはそれを断り、改めて自分にしか出来ないことをするために歩き出した。その後ろには、トキワとゴーストも付いて来ていた。